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Forest Instructor Association of Japan

今月の写真(バックナンバー)

2018年

                                        
掲載月  タイトル/写真/撮影者 森林の特徴など
12月  「西表島仲間川のマングローブ林」
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
 
沖縄県 竹富町(西表島)

沖縄県の八重山諸島では、12月でもセミやカエルが鳴き、田植えもできる。
西表島仲間川の吃水域の両岸には、マングローブの林が広がる。写真は、支柱根が特長のヤエヤマヒルギと筍根を出すマヤプシキ。オヒルギは曲げた膝のような膝根が特長。
マングローブ林は、かつては薪炭材や樹皮のタンニンを染料として利用された。 
11月 「秋の長野県鳥居峠」
 寺嶋嘉春(千葉3-0025)
 長野県 木祖村

長野県木祖村と塩尻市の境の鳥居峠(1197m)は、木曽川と信濃川支流の分水嶺を成す、旧中山道の難所として知られていた。昭和30年に鳥居隧道が開通して交通路としての役割は終えたが、昭和40年代に自然林の中を歩くハイキングコースとして復活した。峠からの眺望、トチノキの巨木群や数々の史跡が見所。10月下旬には、カツラやカエデ類が色づき、近年は、外国人のハイカーも増えている。
写真は、観光業との連携事業推進をテーマとした平成30年度FIJ全国研修の際に撮影。
9月  「クロハツに生えるヤグラタケ」
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
 埼玉県 川越市

ベニタケ科のクロハツは、初秋のシイ-カシ林やコナラ林などでよく見かけます。老成したクロハツには、時々ヤグラタケが寄生し子実体をつくることがあります。2階建てのキノコのようになるので、ヤグラタケと名付けられていますが、この写真の例では、クロハツの傘の下側にもヤグラタケが生えて、なんと3階建てのキノコになっています。
クロハツとヤグラタケの生態的な関係については、よく分っていないとされています。
8月 「白河のワサビ田」
岩谷美苗(埼玉3-0045)
福島県 白河市

7月末に福島の白河のワサビ田へ行きました。連日猛暑が続き、街はカラカラに乾いているのに、ここは別世界。山から水が染み出ています。わさびを育てている人に聞くと、水量はいつもより少なくなっているようです。それでもこの冷たい水、涼しい風、なんて尊い光景なんだろう。水が何か所からか染み出していて、その場所を利用してワサビ田を作ったそうです。 
7月 「ハクサンボウフウとクロアシアオジョウカイ」
上江洲三男(千葉21-3023)
 長野県 白馬村

「白山の植物については江戸時代から多くの植物研究者が調査し、種々記録されている。ハクサンを和名に冠した植物は18種ある」と『日本森林インストラクター協会選定 日本の森100』P95に記されている。ハクサンボウフウもそのひとつ。ボウフウは中国北部に分布する薬草で、白山で発見され根茎がこれに似ることから名付けられたといわれるが、他の日本産セリ科の類似の植物も含め、ボウフウのような薬効はない。アオジョウカイの翅の色は美しい。
6月 「クサギの花」
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
 
千葉県 鴨川市

クサギは、北海道から九州、琉球列島、台湾、朝鮮半島、中国など広く分布する。初夏から夏にかけて白い花を咲かせる。里山でよく見られるが、伐れば伐るほど広がって絶やすことは難しい。
写真は、千葉県鴨川市の沢沿いに群生するクサギ。若葉は食用、実や萼は、草木染めの材料になる。APG分類ではシソ科の樹木で、葉を揉むと異様な匂いがすることが、その名の由来。しかし、子どもに嗅がせると「いい匂い!」ということもある。
5月 「ホオノキの花」
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
千葉県 市原市

ホオノキは、九州から北海道まで分布する。5月から6月にかけて日本産樹木では最も大きいといわれる白い花を咲かせる。
地球上に広葉樹が最初に出現した初期の姿をとどめているといわれ、花についての話題は尽きない。萼と花弁の区別がなく花被片と呼ぶ。
原始的な昆虫の仲間である甲虫類が多く訪れるからか、雌しべは頑丈にできている。香りはあるが蜜はない。
花は次々と開花し、木全体としての花期は長い、などなど。写真は、咲いてすぐの真新しい花。
4月 「有峰湖畔林のミズバショウとハンノキ林」
石黒秀雄(富山16-1901)
富山県 富山市

『日本の森100』より。
有峰湖畔林富山県富山市の重要水源である常願寺川支流の源流部に位置する。
昭和35年に完成した有峰ダム湖の地には、古くから集落があったがすべて移転した。雪深い過酷な自然環境の中で、森や大地を敬い、慎ましく生きてきた人々が育んできた気高い森林文化と自然を継承する拠点として、平成14年に有峰森林文化村が整備開村した。 
3月 「照葉樹林の中のヤマザクラ」
清藤正弘(宮崎17-2201)
 宮崎県 綾町

『日本の森100』より。
20世紀後半以降、東アジアにおける暖帯照葉樹林の面積が激減したなかで、日本の宮崎県綾町には2000haに及ぶ貴重な照葉樹林が広がり、1300年の歴史のある川中地区にはセラピーロードも設置されている。
3月中旬には、ヤマザクラの花が常緑照葉樹林に映える。
2月 「白砂青松 三保の松原」
 寺嶋嘉春(千葉3-0025)
 静岡県 静岡市

日本各地にある「白砂青松」のなかで、三保の松原はもっとも古くからある海岸林の一つであると考えられます。
神女が羽衣を松の枝にかけたという「羽衣伝説」は8世紀前半の『風土記逸文』に記されており、天然の松林を起源としていると考えられ、地元の清水市の熱心な管理もあって、世界文化遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産に指定されました。
 1月  「ウリハダカエデのメイプルシロップ」
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
 岩手県 盛岡市内の公園の雑木林  

メイプルシロップというとイタヤカエデやカナダのサトウカエデですが、ここには直径20〜30cmのウリハダカエデがたくさんあります。毎年、雪が残る春先に、地元の森林インストラクターが子どもたちのために、メイプルシロップを採取しています。
2%まで煮詰めると、トロリとした美味しいシロップができあがります。
バックナンバー2017年



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